以前も書いたけど、いよいよお店の最終日がやってきました。
日曜日、私がトイレに言ってる間に父ちゃんが小松さんに話したそうです。
「智恵が生まれて2日して店を開店したから、生まれてすぐはぜんぜん会えなかった」
ちょうどバブリーな頃、そうじゃなくても彼は遊ぶのが精一杯だった頃。
もうすぐ25周年を迎えるはずだったリオパートⅡは、25歳になる1週間前になくなってしまいました。昔かたぎで最後にいいとこ見せたい父は「最後の1週間はお金をとらない」とまで言っていたそう。
この25年間の間かあちゃんはとてつもない苦労をして過ごしてきました。
何度も倒れて、入院も何度もして、それでも店を手放すという話はなく、今回ふと湧いた「閉店」の決心まで父ちゃんもすごい悩んだんだと思う。
でもいい年になって、やっと「店より母ちゃんが大事」と思ってくれたんだと思うとちょっと嬉しくなったりする。
何とか退院が間に合い、最後の2日間を店で過ごせたことをとても喜んだおかあちゃん。
いつまで肉体労働が続けられるかわからないとうちゃん。
これからは仲良くゆっくり過ごしてほしいのです。