数年ぶりに女神輿へ参加。
最終日となる御還幸では3基ある神輿のうち、一番小さな“四角(よんかく)”を女性だけで八坂神社まで運ぶのです。
参加するたびに肩を痛め「もうやらない!」と思うのですが、出るとめちゃくちゃ楽しいのです。それが病み付きになって各地のお祭にいく人もいるくらいだそう。
担ぎ手の募集人数は90人。
今年は100名以上の応募があったそうですが、法被の数がないということで断ったそうです。もったいない!
夕方5時、商店街にある施設に集合して準備。
山口の女神輿はとても恵まれています。
すぐお隣の防府であるお祭りでは“完全御奉仕”なので練習があったり、髪結いや法被のクリーニングも自分たちですると聞いたことがありますが、山口では貸してもられる着替え一式はそのまま返却。髪結いやまつり化粧は美容組合の方がやってくれ、事前事後に軽食や飲物が用意され、車代までいただけます。
こんなに恵まれてていいのかしらってくらいですが、できればその費用を法被の新調などに使ってくれたらいいのになぁなんて思います。これは隊長の切実な願いでもあります。
準備が整ったら神様が1週間すごした御旅所へ。
御旅所に集まっている六角、八角を担ぐ裸坊の知り合いたちと一緒に写真を撮ったり、お神酒をいただいたりしてテンションアップ↑↑。
出発式で気合いを入れ、いよいよ出発です。
女神輿は30人1グループに分かれ、3つのチームが順番に担ぎます。
私たちは普段はプリティなお花屋さんで総隊長率いるAチーム。
最初にスタートする四角の、最初に担ぐ組です。
男性陣のサポートを受け、ゆっくりとスタート。
たくさんの見物客やカメラマン、裸坊衆に見守られ少しずつ進みます。
お、重い!そして足がもつれる・・・。
「わっしょい!わっしょい!」と大きな声を出しながら練り歩き。
担がない2つのチームは大うちわで扇いだり、横で声をだしたりして盛り上げます。
途中では商店街や伝承センターの方がお茶などを用意してくださった場所で休憩したり、写真を撮ってもらったり、たくさんの方に支えられ、囲まれての巡行。
肩には激痛が走ってますけど、心地よい疲れです。