お客さまへのサービスていうか。当り前の対応と思うけど。

私がいる公立文化施設では比較的大きな公演が行われることもあり、それを観るために県内各地、県外からもお客さんがいらっしゃいます。
基本的には貸館メインなので実際にその方々と接することはあまりないのですが、催しものが終わった後に忘れもの対応をすることがしばしばあります。

お問合せをいただいてすぐ見つかるもの、見つからないもの、当分して出てくるもの、拾得物でもすぐに取りに来られるもの、ずっと取りに来られずに処分しなくてはならないものetc様々です。

その中で厄介なのは、財布・携帯電話などの個人情報が入っているものや、カメラや現金などの高額なもの、鍵・飲食物などです。
「忘れたんですけど」という問い合わせも「落ちていた」という拾得も扱いに困ることしばしば。
問合せの際は座席付近や言われた場所を職員が探すのですが、これがまたなかなか見つかりません。
逆に拾得の場合はヒントを探して可能な限り所有者と連絡を取るようにしています。

今日は財布やお金がありませんでしたか?という問い合わせの他に携帯電話の拾得がありました。

届いた携帯電話はご年配の方用の機種。携帯電話の場合、大抵がすぐに同行者や家族友人から連絡があるのですが、1時間たっても連絡がありません。しばらくたって着信があり、連絡先を聞くと岩国の方で、土曜日に取りに来ますとのこと。

電話を切った後、ちょっと考えてみました。
“岩国からわざわざ足を運んで公演を楽しんでいただいたのに、取りに来る為だけにまた来られるのだろうか???”

余計なお世話と思いつつ、こちらから連絡。
「着払いでよろしければお送りしますけど」
「お願いします。」
お休みを使って取りにこられるつもりだったみたい。
早速あるもので梱包してコンビニに寄ってから帰宅。

周りからは「わざわざ送ってあげるの?」とか「取りに来てもらえばいいのに」と言われました。
電話で来ますってことだったのでそれで終わってもよかったのかもしれません。そこまでこちらが考えてあげる必要はないと言われればそれまでです。

けれど、岩国ってさ、山口から100kmのまちなんです。
たった100kmかもしれないけれど、高速使っても1時間半~2時間。それはそれでそのご家族のいい休日ドライブかもしれないけど、時間もガソリンも使ってくるのは大変だと思うんです。その大変さ、私は身にしみて知ってますから。

自分が福岡ドームにライブに行って、忘れもの取りに行くのが嫌って感覚と同じです。そういう視点もたまにもって接客をするのが必要なのかなって思います。
知らない人と接する機会があまりになかったらホント人間嫌いになっちゃいそうですから。

それにしても、見つからなかった財布が気になる。。。こちらは柳井の方でした。
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by floating_t | 2008-07-03 22:40 | しごとも