価値

私の周りには、その人の才能や知識、経験そのものを生業としている人がいる。その価値を評価するのってとても大変なことだなって感じます。

例えばスーパーに行って椎茸を買うとき、同じ100円で10個入ったやつと5個しか入っていないやつがあるとする。ひとつは地元産、もうひとつは輸入物だった場合、消費者は数や質や産地・食べる用途などを比較して選ぶ。質より量の人、量より質の人、地産地消に安全を感じる人…。
というように“野菜”という目の前に見えるものの場合はかなりわかりやすい。
それと同じといえば同じだけど、自分自身を仕事にしていることに対する価値観というのはなかなか難しい。たとえばデザインとか、システムとか、企画とか。
この人が作るものだから安心と言えるものもあるけれど、同じ人が作ったものでもその時によってできが違ったり、逆にうまくいかなかったり。
「技術料」というといいのかな、野菜や印刷物のように結果的にたくさんのものができあがったり残ったりするものではなくても、その人がそれまでに費やした時間や経験、研究に対してそれを利用することの金額っていうのは、例えば有名な人の講演料なら納得がいっても、地元でボランティアや活動をがんばっている人にはそれすらボランティアとして、金額を出せないということが発生してしまう。
その人の人柄や仕事を信じてるからお願いしたくても、それで価値の単価を下げてしまうことはよくない。私の人間関係はそこでも仇になってしまっている。
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by floating_t | 2006-03-01 08:20 | しごとも