条例と現実

昨年、一昨年と「協働のまちづくり市民委員」として条例づくりに携わり、条例というものを知る中で、ある事に気がつきました。
それは、条例にこだわり、条文の一言一句を気にして仕事をしている公務員がいるということ。
もちろん、条例は定められているからには守るべきで、その内容は“市民のため”に作られているものなはずではあります。
それまで条例なんて文言として役所の中にあるだけで、便宜的に運用ルールを考えたり、むしろそのルールを重要視したりすることもあった中、何か問題が起きるたびに条例とにらめっこをしてそれに従おうとする姿勢の人もいたのです。

もちろんその文章や項目立ては重要で、おおまかには設置条例や管理条例に従って管理運営を行っています。
しかし、この条例、多少の改正はあるにせよ、かなり前に作られたもので(実際この施設できてから40年くらい経ってます)、今の運用ルール上不要な部分や、運用するためには程遠い内容の部分もあります。
それにも関わらず、この最近は「条例にはこう書いてあるからこれをうちでやる必要はない」「うけなくてよい」という利用者にとっては迷惑な、後ろ向きなこと、管理の都合だけ考えた返答をしすぎていると感じます。

が、逆にいえば、その条例で定めてあることは運用上受けていなくてもつつかれたらやらざるを得ないわけで…。
私が利用者だったなら「それだけ条例を順守するなら、条例にこう書いてあるんだからしてもらわないと困りますけど」って逆襲→論破できると思います。
しかし条例を作る行政の都合のよさったらなく、条例を読み込んでそこまで攻めてくる利用者もいなければ、もしいたとしても「運用ルールがありまして…」と逃げる技も知っているのです。
とはいえ今の管理運営は明らかに管理の都合だけを考えた方向に向かっていて、日に日にこの施設の評判が悪くなっているのは確かです。
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by floating_t | 2009-01-30 19:34 | しごとも